Mr.Children 『himawari』レビュー

Mr.Children himawariのレビュー

25周年アニバーサリーイヤーのMr.Childrenこと、ミスチル。1992年のデビューから活動休止はあったものの、常にミュージックシーンを引っ張っているバンドですよね。今まで配信はほとんど行っていなかったミスチルですが、今年は期間限定で、2018年5月9日までの1年間、音楽系のダウンロードサイトで『Thanksgiving25 1992-2002』『Thanksgiving25 2003-2015』のベストアルバムが配信されていることも話題となっています。

今年は9年振りのシングル2作リリース

2017年は記念年ということもあって、NHKのべっぴんさんの主題歌『ヒカリノアトリエ』が先行でリリースされ、2012年リリースのトリプルA面シングル、『~祈り~涙の軌道/End of the day/pieces』以来のオリコン1位を獲得しました。

シングルが年内に2作品リリースされるのは、『GIFT』『HANABI』の2008年以来なわけですから、ファンの方はもちろん、長年活躍してきたアーティストの精力的な活動は邦楽好きとしては嬉しいと思います。

himawariは映画『君の膵臓をたべたい』の主題歌

“キミスイ”こと『君の膵臓をたべたい』皆さんはご覧になりましたか?ちなみに管理人は映画館の予告しか観ていません。だって、こんなの泣けるに決まっているじゃありませんか。。号泣必至です。とても心がハッピーな状態でないと観にいきません。(かつて、ハチ公物語のリメイク版、『HACHI』を友人と観に行った時、号泣しすぎて友人から「おまえが泣き過ぎなせいで、こっちは泣けなかったわ!」と突っ込まれてしまいましたので、感動系は一人で観に行きます。。)

映画のエンドロールでこれが流れたらと思うと、もうそれを想像しただけでウルウルきちゃいます。

さぁ、話が逸れてしまいましたので、楽曲の感想を書いていきたいと思います。

himawariのレビュー

作詞櫻井和寿 作曲櫻井和寿

イントロはどこか暗闇を彷徨うエレキギターとストリングスからはじまります。

そして、一気に歪みの利いたギターフレーズ、ベース、ドラムが走り出します。曲テンポはミディアムですが力強さがあり、悲壮感を漂わせながらも前に進もうともがくような印象です。

Aメロでは、ガラリと変わってメジャーな雰囲気に曲の表情が変わります。しかし、曲が展開していくに連れどんどん重みのあるバンドサウンドへと変化し、サビで“暗がりで咲く向日葵”の姿を浮き彫りにしていきます。

歌詞は“生と死”“過去と現在”心の中に住む、または、大きな闇を抱えながらも懸命に咲く向日葵の姿を追いかけ続ける、想い続ける僕を表現していると感じます。

いつも桜井さんの書く曲は歌詞も素晴らしいですよね。数分の歌の中でこれだけ聴き手に物語を感じさせる曲を作るわけですから。

himawariはどこからがサビなのか?

どうやら、ネット等で物議を醸し出しているのは、このミスチルのhimawariはどこからがサビなのかという話です。

①説 “いつも透き通る~”

↑ここからがサビだとすると、Aメロ→サビでBメロがないということになる

②説 “暗がりで~”

↑ここからがサビだとすると、Bメロとサビがほぼ同じメロディということになる

王道な楽曲だと、Aメロ→Bメロ→サビが自然な流れなわけで、確かにこのhimawariも

“いつも透き通る~”の箇所はドラムや他の楽器も抑え目になり、“暗がりで~”盛大になる編曲となっているので、後者、②節の方が正しいというか、製作者側の意図なのかなとも思います。

でも、これだけ活動を重ねてきても新しい曲をアプローチして人をあっと言わせるミスターチルドレンですからBメロなし!の名曲ということにしても、それはそれでカッコいい気もします。

結論

さぁ、皆さんはどっち派ですか?管理人の結論は。。。

どっちでもイイ!!←スミマセン…だって、この曲がいい曲であることに変わりはありませんから。(キッパリ)

君の膵臓をたべたいより感動するhimawariのPV!?

そして、この『himawari』ですが、プロモーションビデオも9月9日から公式のYOUTUBEで公開されています。

Mr.Children「himawari」Music Video

全編アニメーションで、これがまた感動する作りになっているんです。。しかも、フルバージョンだなんて嬉しいサービスですよね。

動画の再生回数は9月14日の時点で既に100万回を超えています。まだ5日しか経っていないのに。動画へのコメントの中には、“最高か”“ミスチルが日本最高”“正直君の膵臓をたべたいより感動した”など多くの喜びが寄せられています。

まだチェックされていない方は、是非視聴してみてください!

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