安全地帯!35周年日本武道館ライブレポート~セットリストあり~

安全地帯武道館

安全地帯デビュー35周年武道館ライブ!

安全地帯のデビュー35周年ライブ、日本武道館に行ってきました。私が参戦するのは、2011年以来なので、実に6年振り。楽しみ過ぎて遠足の前の日気分でした。

九段下に到着

九段下

今でこそ、アリーナ、ドームツアーをやっているアーティストもたくさんいますが、日本武道館でコンサートを開くというのはミュージシャンにとって夢。聖地なんですよね。いろんなライブに参戦したことがある私も、武道館ははじめてです。

武道館

日本武道館。光るタマネギ

私は、埼玉人なので、大宮ソニックシティだったり、ホールクラスでツアーをやっているアーティストであれば、東京国際フォーラムだったりと、武道館でなくてもツアーで近隣に来てくれるので武道館に行く機会がたまたまありませんでした。

会場の外では先行の物販

コンサートの楽しみといえば、グッズ。毎回のようにパンフレットやキーホルダーなど何かしら買ってしまいます。CD販売のコーナーもありました。今回はツアーパンフレットなしだったのが少々残念でした。

武道館正面には感動の看板

安全地帯の看板

安全地帯のゴールド文字!

“ゴールドの文字で安全地帯”かっこよ過ぎます。。私が到着したのは開演1時間前くらいでしたが、既にたくさんの人だかり。ちょうど、祝い花が出て来たので、そこで記念撮影したり、皆さん楽しんでいらっしゃいます。北海道からかけつけたと会話が聞こえてきたり。

祝い花はあの人からも…

祝い花

松井五郎さん、香西かおりさんなどなど

安全地帯を語るならば、かかすことのできない作詞家松井五郎さんからや、玉置さんが楽曲提供されたことのある演歌歌手の香西かおりさん、歌手のMINMIさんからも贈られてきていました。

16時40分開場!

2010年のツアーは3列目という奇跡的な座席でしたが、今回は2階席の奥の方。指定された席につくと、武道館って広いなぁと思いました。あと、贅沢いうとちょっと座席は狭いです。よくアリーナ席は平面なので下手すると見えないと聞いてましたし、これだけ後ろならじっくり聞けるのでは?とプラスに捉えました。セットには安全地帯のVマーク!シンプルですが力強さを感じました。

17時40分スタート!

私の記憶が確かならば(笑)10分押しくらいでスタートしました。オープニングSEはターンテーブルのスクラッチ音が入ったりと斬新でした。バンド構成は安全地帯のメンバーと、チェロ、ホーン、パーカッション、DJ!

35周年アニバーサリーライブレポート

1曲目。なんと『ワインレッドの心』一曲目から大ヒット曲!客席が湧きます!

そして、この1曲目で確信します。玉置さんの歌声絶好調!2010年の完全復活からもう7年になるというのに、衰えをしらないボーカルは圧巻です。

そのままヒット曲を連発!なのかと思いきや、2曲目は『デリカシー』

安全地帯Ⅳ収録のアルバムナンバーです。独特な世界観のあるこの曲。間奏等で入るシンセサイザーの音色が中華風(笑)です。

3曲目は『1991年からの警告』この選曲も意外!と思った方多いのではないでしょうか? アルバム安全地帯Ⅷ『太陽』に収録されています。雄叫びのようなフェイク。サビのコードワークが見事としか言いようがありません。

4曲目『lonely far』この曲もアルバムナンバーです。安全地帯Ⅶに収録。比較的良く演奏されている曲目なので盛り上がります。ギターリフが耳に残るバンドサウンドです。

さて、次はどのアルバムから意外な曲を…と思っていると5曲目はヒットシングル『熱視線』でした。疾走感あるドラムとミュートをうまく効かせたギター、動き回るベース。サビ導入前の“ジャッ!ジャッ!”がなんとも心地いい。ラストのサビ前では玉置さんの手の動きに合わせてブレイクを長くして、観客を楽しませてくれます。

『好きさ』6曲目もシングル曲。こんなにカッコいい玉置さんに好きさと何度も歌われたら、女性ファンでなくても惚れてしまうでしょう。

『好きさ』でシビれた後は、7曲目『プラトニック>DANCE』。アルバム安全地帯Ⅷに収録されています。この曲は玉置さんのソロでも良く演奏されています。癖になるメロディライン。作詞家松井五郎さんの言葉遊びも楽しめます。

~ここから玉置さんハンドマイクで歌唱~

8曲目は『蒼いバラ』。2010年、完全復活第1弾シングルで、オリコン10位にもランクインした安全地帯らしいナンバー。

一番のサビを歌い上げた後で、玉置さんが“うんうん。”と頷いているのがモニターでわかりました。デビュー35周年。玉置さんの中でも思うところがあったのではないかと思います。

『月に濡れたふたり』9曲目はしっとりとしたバラード。私は許されぬ恋を歌った曲だと解釈しています。切なくて胸がつかえます。

『恋の予感』10曲目、大ヒットナンバーです。どの曲もそうですが、ずっと後世まで残していってほしい名曲中の、名曲。

『碧い瞳のエリス』11曲目。もう完全泣かせにかかってますでしょ?というくらいグッときます。

12曲目『Friend』。2010のツアーの時にはアコースティックバージョンで、当時他界されたパク・ヨンハさんに捧げていらっしゃいました。今回はフルバージョン。哀愁漂うキーボードとボーカル。感無量。

〜ここで一度玉置さんがステージを去る〜

13曲目『夕暮れ』安全地帯Ⅴに収録された武沢豊さん作曲のインストゥルメンタル曲です。ガットギターの優しい旋律が心をあたためてくれます。

〜玉置さん再登場〜

14曲目『夢のつづき』アルバム安全地帯Ⅳより。『夕暮れ』からこの『夢のつづき』。バラードはバラードでも幸福感のあるナンバーですよね。サビのファルセットが美しい。。

15曲目『遠くへ』安全地帯Ⅴより。この曲が演奏されるとは微塵にも思っていませんでした。やられた!今回はメッセージ性の強い曲が多く演奏されていると感じました。サビのボーカルに圧倒。

『銀色のピストル』16曲目。これもアルバム安全地帯Ⅴより。ライブでは定番。過去のベストアルバムにも収録される人気曲。メロディアスでノリも良く、盛り上がります。メンバーの演奏も楽しそうです。

~田中さんドラムソロ~

いつも思うのですが、田中さんは本当に人柄の良さが顔に出ていますよね。楽しそうで、玉置さんの書いた曲を噛みしめて演奏しているように見えます。そんな田中さんにクローズアップ。うれしい演出です。

『情熱』17曲目。シングル曲。玉置さんのソロでも良く演奏されています。盛り上がらないわけがないナンバー。絶妙なフェイク、崩して歌いながらも決して乱れないピッチ。“夢ははじまったばかり”安全地帯、まだまだ終わらない!というメッセージに聞こえました。

続いて『真夜中過ぎの恋』18曲目。大ヒット曲。ギターが唸り、『情熱』からのこのナンバーで、会場は更にヒートアップ。“真夜中過ぎの恋だから〜”はファンの合唱です。ラストでベースの六土さんが上にベースギターを投げてキャッチするという一瞬ヒヤッとしましたが微笑ましいシーンもありました。

『じれったい』19曲目も大ヒット曲。35年はダテじゃありません。これだけ会場を歓喜させる曲を世の中に送り出してるって、本当に素晴らしいです。もう20曲近くになるのに、玉置さんの歌声は枯れず軽快です。そして、隣で横揺れしながらカッティングを決め込む武沢さん。かっこ良すぎました。

玉置さんの“愛してるよ~!”からのメンバー紹介

メンバー紹介は玉置さんがしていきます。最後に武沢さんが「ボーカル!玉置浩二!」と叫ぶ。ここでいつも感動します。

『悲しみにさよなら』それまでの安全地帯のイメージを払拭させる、しあわせな曲で大ヒットしたこの曲が20曲目。近年のライブでは崩して歌うスタイルが定着しつつあるように感じましたが、今回はフェイクも抑え気味で聴かせてくれました。会場全体にハッピーオーラが漂います。

21曲目『ひとりぼっちのエール』シングル。この曲も安全地帯を語る上で欠かせない名曲ですよね。新しい朝に希望を見出して頑張る勇気を与えてくれる曲です。

ひとりぼっちのエールが演奏されたので、これで本編終了かな。。。と思っていたら22曲目『あなたに』。アルバム安全地帯Ⅱに収録されているアルバム曲なんですよね。この名曲。おそろしや。メロディライン、コード進行、ラストの泣かせるツインギター。超ハイレベルな矢萩さんと武沢さんが所属している安全地帯って豪華過ぎます。ここで本編終了。もちろん、すぐアンコールの拍手がはじまります。

アンコール①

『ILOVEYOUからはじめよう』客席もライトアップされて、大盛り上がり!私の語彙力では表現しきれませんが、ゴールドのテープが発射されたり、Vのカミヒコーキが会場を舞ったりと演出も凝っていました。エンドでメンバーが前に出て締めるところはいつ聴いても気持ちいいです。さて、次はと思っていたら、メンバーが手を振ってステージを去ろうとするではありませんか。まさか!?アンコール1曲だけ??そんな不安が胸を過りつつ、拍手を続けました。中には帰ってしまった人もいました。

アンコール②

“もう1回”と心の中で叫んでいると、再びメンバーが定位置へ。そして、演奏されたのは『あの頃へ』シングルとしてリリースされたオリジナルにほぼ忠実なアレンジで感動。銀テープを散らした降雪の演出と玉置さんの深みのあるボーカルであの頃へ誘われます。胸の奥底に沁みわたりました。

2度あることは3度ある!?

35周年だし、ここまできたらもう1回アンコールが!とさらに拍手を続けます。普通終演すると会場がライトアップされて、アナウンスが流れるのに2・3分くらい暗いまま。これはもしかして。。。と期待しました。しかし、その後ライトがつき、客席からは“あー。。。”という声もチラホラ。そりゃそうです。もっと、もっと皆さん聴いていたかったでしょう。

安全地帯メンバー

皆良い表情!~配布されたチラシより~

11月23日(木・祝日)セットリスト

1.ワインレッドの心
2.デリカシー
3.1991年からの警告
4.Lonely far
5.熱視線
6.好きさ
7.プラトニック>DANCE
8.蒼いバラ
9.月に濡れたふたり
10.恋の予感
11.碧い瞳のエリス
12.Friend
13.夕暮れ
14.夢のつづき
15.遠くへ
16.銀色のピストル
17.情熱
18.真夜中過ぎの恋
19.じれったい
20.悲しみにさよなら
21.ひとりぼっちのエール
22.あなたに
EN1
23.ILOVEYOUからはじめよう
EN2
24.あの頃へ

~ライブ後~

“とにかく感動”しました。安全地帯の音楽のある時代に生まれてきてよかったと思いました。言葉では言い尽くせないそんな安全地帯のライブでした。40周年も、45周年、50周年もまた必ず参加します。というより、毎年アルバム発売とツアー、やってください。と切に切に思ったのでした。また、このライブでは私にとってとてもとても嬉しい出逢いがありました。長くなりましたのでそれはまた次回に!

安全地帯の皆さん、サポートメンバーの皆さん、会場スタッフ、参加されたファンの方々お疲れ様でした!

安全地帯ライブ終演後

Vマークを記念撮影

おまけ

管理人が9月に予想していた安全地帯武道館ライブのセットリスト

 

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